街でよく見かけるBMWやメルセデス・ベンツ、アウディといったドイツ車。スタイリッシュでカッコいいけど、「維持費が高そう」「外車ってトラブル多いんじゃ?」と不安になる人も多いはず。
この記事では、ドイツ車未経験の方に向けて、日本車との違いや、実際の魅力・注意点を初心者目線でわかりやすく解説します。
1. 見た目だけじゃない!ドイツ車の「走り」の魅力
ドイツ車の最大の特徴は、**「走りの安定感」**です。アウトバーン(速度無制限区間のある高速道路)での走行を前提に作られているため、高速域でも車体がブレにくく、直進安定性が高いのがポイント。
さらに、ハンドル操作に対しての反応が正確で、カーブでもしっかり路面をつかんでくれるような感覚があります。日本車が「快適さ・実用性」に重きを置く一方、ドイツ車は「走りを楽しむ」ことに重点を置いている印象です。
2. 内装はシンプルだけど機能的
ドイツ車の内装は、一見地味に感じるかもしれません。ですが、これは「無駄をそぎ落とした合理性」がコンセプトになっているため。
たとえば、スイッチの配置やメーター類の視認性がとても高く、運転に集中しやすい作りになっています。素材感や質感も上質で、長く乗っても飽きが来にくいのが特徴です。
3. 維持費はやや高め。でも選び方で変わる
「ドイツ車=お金がかかる」というイメージ、確かに日本車より維持費は高めです。部品代や整備費が高いケースが多いですし、特にディーラーでの修理は割高になります。
ただし、最近は社外パーツや輸入車専門の整備工場も増えており、うまく活用すればコストは大きく抑えられます。また、VWやBMWのコンパクトモデルなどは、比較的安価で中古も豊富なので、ドイツ車入門にはおすすめです。
4. 故障はする?信頼性のリアル
一昔前は「外車=壊れやすい」とよく言われていましたが、現在のドイツ車は信頼性も大きく改善されています。定期的な点検・メンテナンスをしていれば、大きなトラブルは少ないです。
それでも、日本車のような「ほとんどノーメンテで何年もOK」とはいかないので、ある程度のメンテナンス意識は必要です。逆に言えば、車に少しでも興味がある人には、それが楽しみにもなります。
5. こんな人にドイツ車はおすすめ!
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車の「走り」を少しでも楽しみたい人
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デザインや質感にこだわりたい人
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日本車からステップアップしてみたい人
「いつかはドイツ車」と思っている人は多いですが、実は中古や認定中古車を選べば、意外と手が届きやすい価格帯のモデルもあります。
まとめ:ドイツ車は“高級”だけじゃない、理屈じゃない楽しさがある
ドイツ車は、日本車とは考え方や味付けが違うクルマです。日常の中で少しの“走る楽しさ”を味わえること、そして所有する満足感。そういった感性に響く体験ができるのが、ドイツ車の魅力です。
はじめての輸入車選びに、ドイツ車という選択肢。意外とアリかもしれませんよ。

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