結論から言うと、CLA45 AMGは走りの楽しさ とデザイン性に優れていますが、
日常で使う 上でいくつかの“不便”を感じる部分があり ました。ただし、
それらは工夫やアイテムを 取り入れることで解決できることが多いです。
CLA45 AMGを4年乗って気づいた“不便さ”
AMGと聞くと華やかなイメージが先行しますが、日常的に使うと細かな
不便さが見えてきます。ここでは私が札幌で4年間、実際に乗って感じた
ポイントを挙げていきます。
後席の使い勝手が悪い
CLA45 AMGはクーペなデザインゆえに後席スペースが狭く、
乗り降りも楽ではあ りません。特に大人が後ろに座ると、頭上空間
や足元スペースの窮屈さを感じます。
荷室の形状が使いにくい
トランク容量自体はそれなりにありますが、 開口部が狭く大きな荷物を
積みにくいです。旅行やアウトドアで荷物を載せるときに不便さを強く感じます。
燃費が思った以上に伸びない
ハイパフォーマンスモデルの宿命ですが、市街中心の走行では燃費が
10km/Lを切ることも珍しくありません。ガソリン価格が高い現在
では気になる点のひとつです。
アイドリングストップの違和感
信号待ちでエンジンが頻繁に停止すると、再始動時の揺れやタイムラグ
が気になることが あります。静粛性やスムーズさを求める人には
ストレスになるかもしれません。
視界の確保が難しい
スタイリッシュなデザインの代償として、後方や斜め後ろの死角が
多く駐車時に気を使います。特に雪国では視界確保の難しさを実感しました。
不便さを解決する工夫とアイテム
後席の使い勝手改善
頻繁に後席を使うなら、シートクッションを 追加することで座り心地
を改善できます。また、チャイルドシートを設置する場合も、適切な
サイズを選べば窮屈さを軽減できます。
荷室の工夫
スーツケースや大型荷物を運ぶ際には、折り畳み式のバッグや柔らかい
素材の収納ケースを活用することで出し入れがしやすくなります。
燃費への対策
加速時にアクセルを強く踏みすぎない、タイ ヤの空気圧を適正に保つと
いった基本的な工夫で燃費を改善できます。長距離では巡航速度を一定
にすることも有効です。
アイドリングストップ対策
不要に感じる場合は、停止時にOFFスイッチ を活用するのも方法です。
状況に応じて切り替えることで快適性を高められます。
視界の補助
バックカメラやパーキングセンサーをフル活用すること、さらに冬場
は撥水コートや解氷スプレーを駆使することで安全性が向上します。
まとめ:不便さも含めて楽しむのがAMG
CLA45 AMGは確かに日常で不便な点があります。しかし、
それらは工夫次第で大きな問題ではなくなります。むしろその不便
さを解決していく過程こそ、オーナーならではの楽しみ方だと感じています。
走りの魅力が圧倒的に勝るこのクルマは、不便を乗り越える価値があると
断言できます。
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