CLA45 AMGと聞くと、圧倒的な加速と高性能エンジンの
イメージが先行しますが、実際の街乗り燃費はどうなのか
気になる方も多いと思います。
今回は札幌で4年間、日常 の足として使ったオーナー目線で
リアルなデータをお伝え します。
街乗り燃費の結論:平均はリッター8.5km
結論からお伝えすると、街乗り燃費は平均で 夏、冬合わせて8.5km/L
冬場はスタッドレスタイヤ装着やアイドリング、雪道 走行で燃費が落ち、
冬場は7km/L~7.5km/L、夏場は9.5km/Lまで回復します。
公表 値のWLTCモードと比較するとやや低め
ですが、高性能車と しては十分健闘している印象です。
札幌特有の走行条件が燃費に与える影響
札幌は信号が多く、渋滞時間も長めです。さらに冬場 はマイナス気温
での暖機運転やスタッドレスタイヤ使用が 燃費に影響します。
特に積雪路面では4MATICシステムが頻 繁に作動し、燃料消費
が増える傾向があります。
冬の燃費:7km/L前後
寒冷地の冬は車にとって厳しい環境です。氷点下の朝 は5分以上の暖機
を行うため、走り出す前から燃料を消費 します。また、雪道では低速走行
が続くため、平均燃費は 7km/L前後に落ち込みます。
夏の燃費:9〜9.5km/L
雪がない季節はタイヤの転がり抵抗が減り、走行条件 も良くなります。
エアコン使用時でも街乗りで9km/L 台を維持でき、渋滞が少ない
時間帯なら10km/L近くまで伸 びることもありました。
走り方で変わる燃費の差
CLA45 AMGはアクセルレスポンスが鋭く、つい加速を楽 しみたくなります。
しかし、急加速や高回転走行は燃費を 大きく悪化させます。私の場合、
コンフォートモードを活用し、発 進をゆったりにするだけで平均燃費が
約1km/L向上しました。
実燃費を良くするための工夫
- 朝の暖機は触媒が暖まる間、アイドリングが高いので落ち着いたら発進。
- 走行しながら水温を暖める
- 渋滞時間帯を避けた移動計画を立てる
- タイヤの空気圧を適正に保つ
- 不要な荷物を積まず車重を軽くする
これらを意識するだけで、燃費は0.5〜1km/Lほど改善が 期待できます。
番外編で、燃費に直結しないと思われがちなことをお伝えします。
それは、バッテリー交換です!!
CLA45はバッテリーが2つあるのですが、両方交換しただけで
1.5km/L燃費が伸びました!
それと、エンジンオイル交換も同時に実施したため1km/Lは伸び、
合計2.5km/Lは燃費が伸びました!
※バッテリー残量がかなりヤバい状態だったために余計に
効果が大きかったのもあります。(エンジンをかけるのが精一杯の電力)
高性能車としての燃費評価
2.0L直列4気筒ターボで381馬力(マイナー後)を発揮するエ ンジンを搭載
しながら、札幌の街乗りで8.5km/Lは優秀と感 じます。軽自動車のような
低燃費は望めませんが、走りの 楽しさと引き換えにしても納得できる数値です
まとめ:燃費は数字以上に満足度で決まる
CLA45 AMGの街乗り燃費は確かに普通車より低めですが 、その分だけ
走る喜びや所有満足感が高いのも事実です。 数字だけで判断するのではなく
自分のライフスタイルや 価値観に合っているかが重要です。
気を遣わずに気持ちよく踏み続けたら一瞬でメーターパネルの針が動くのが
わかるくらいガソリンが減ります。(スポーツ+とレースモード)
ご本人の自制心が問われる車です。
しかし、4年間の経験 から言えるのは、
「燃費より楽しさを選ぶ価値がある車」 ということです。
コメント