引用先トヨタ自動車ホームページより https://toyota.jp/corollacross/design/
AMGに乗るからこそ分かる視点
ベンツCLA45 AMGは2.0Lターボとは思えない加速と走行性能を誇ります。
高速道路では圧倒的なパワーで追い越しも余裕 、サーキットライクな
ハンドリングまで味わえます。ただし街乗りにおいては、常にパワーを
持て余している感覚もありました。
そこで比較対象として乗ったのがトヨタ のカローラクロス。
国産SUVらしい乗りやすさや視界の広さが、正反対の性格を
もつCLA45 AMGオーナーには新鮮に感じられたのです。
国産SUVの良さに気づいた瞬間
視界の広さと安心感
CLA45 AMGは低いドラポジとスポーツシートで視界がタイトになります。
これが走りの一体感を生む要素でもありますが 、札幌の街中や狭い路地
では周囲を確認する際に気を使います。対してカローラクロスは
アイポイントが高く、視界がとても広い。交差点や駐車場での安心感が
大きく違いました。
燃費性能と経済性
CLA45 AMGはハイオク仕様で燃費も街乗りでは8km/L前後。
一方カローラクロスは実走でも12〜15km/Lを記録。給油回数
の少なさやガソリン代の違いは、長く乗るほどに大きな差と
なって現れますランニングコストの低さは国産SUVの魅力
として強く感じました。
乗り心地の柔らかさ
AMGは足回りが引き締まっており、高速では安定しますが、
街中の段差や冬の轍では硬さを意識します。カローラクロス
はサスペンションがソフトで、路面の凹 凸をうまく吸収。
家族や友人を乗せたとき「乗りやすいね」と言われたのはSUV
ならではの快適性でした。
荷室と実用性
CLA45 AMGはクーペライクなデザインのため荷室スペースは
限られています。ス ポーツ走行には不要ですが、普段の買い物
や旅行となると不便さを感じる場面もあります。カローラクロス
はラゲッジが広く、シートアレンジも多彩で日常使いに便利。
特に家族連れやアウトドアでは実用性の高さが際立ちます。
CLA45 AMGと国産SUVの棲み分け
AMGは「走りを楽しむクルマ」であり、その加速やエンジンサウンド
は代えがたい魅力です。しかし国産SUVは「日常を支えるクルマ」
としての完成度が高く、 安心感や経済性、快適性で強みを発揮しています。
この2台を比べて思ったのは「どちらが上か」ではなく「どのシーンで使うか」
です。走りを心から楽しみたいならAMG 、家族や普段使いを重視するなら
国産SUV。この使い分けがオーナーにとって最も満足度を高める選択だと感じました。
まとめ:国産SUVの良さを再発見
CLA45 AMGを所有しているからこそ、カ ローラクロスの持つ良さが
鮮明に見えました。視界の広さ、経済性、乗り心地や 実用性。
それは高性能なAMGにはない要素であり、多くの人がSUVを選ぶ理由
にも納得できます。
もしあなたが「走りを極めたい」ならCLA45 AMG。
「家族や生活に寄り添う一台 」を探すならカローラクロス。
2つの世界を知ることでクルマ選びはより豊かになるでしょう。
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